妊娠中は腰痛等の痛みが発生しやすい状況にあります。
妊娠中は体つきの変化だけでなく、体重の増加・重心の変化・ホルモンバランスの乱れなどの妊婦さん特有の変化が急激に現れます。
その原因は、妊娠中に多く分泌されるリラキシンというホルモンによる影響によるものです。
リラキシンは女性ホルモンの一つで、関節や靭帯を緩める働きがあります。
このホルモンによって出産の時に赤ちゃんがスムーズに出てこれるのです。
関節や靭帯が緩んでしまうことによって筋肉にかかる負担も大きくなるため、結果、腰痛等の痛みが発生してしまいます。
リラキシンは主に妊娠後期から末期にかけて分泌量が増えるので、腰痛の他、肩こりや股関節痛、坐骨神経痛、むくみ等の不調が目立ってくるのもこの期間です。

当院オリジナルのマタニティ整体で骨格のバランス調整・筋肉調整・内臓調整を行います。
また、お腹の赤ちゃんに影響がないように横向きや仰向けで手技を行い筋肉をほぐして血行を良くする事もできます。
血行改善やホルモンバランス調整、冷え・便秘に対しては鍼とお灸を使っています。
逆子に対しては、骨盤や胎盤の動きを出すためのマタニティ専用の骨盤矯正と、回転を誘発させるためのツボを使ったお灸での施術を行います。
妊娠32週を超えると胎児に身長も大きくなるため、動き回る余裕がなくなります。
その為、元の位置に戻ることが難しく、逆子になってしまいます。
まだ赤ちゃんが32週を超えていない場合は逆に治りやすい可能性もありますので早めの対応をした方がいいでしょう。
妊娠中の体の不調だけでなく、これから生まれてくる赤ちゃんが成長しやすいお腹の中の環境づくりもサポートします。