大分市にあるピュアレディース整体院です。
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血糖値は、血液中のブドウ糖の濃度を数値で表したものです。誰でも食事をすれば、血糖値が上昇します。
血糖値がなぜ上昇するのかというと、食事により吸収された糖分がブドウ糖として血管内に取り込まれ、肝臓に運ばれるためです。
健康な人の場合、食事で血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンというブドウ糖の消費を促進するホルモンが分泌されます。
インスリンの働きにより、血糖値が上がり過ぎないよう上限140mg/dlを目安としてコントロールされています。
そして、食事後から2時間程経過すると、血糖値は空腹時の値にあたる70~110mg/dlに戻ります。
このように、食前と食後では血糖値の数値は変化します。
多くの糖を摂取した場合、インスリンが通常より多く分泌されます。
インスリンは、脂肪の分解を抑制する作用も持っています。
そのため、組織で脂肪が蓄積されやすくなります。
血糖値の上昇を穏やかにすれば、インスリンの過剰な分泌が抑えられ、ブドウ糖が体全体に行き渡ります。
そしてエネルギーとして消費され、脂肪として蓄積されにくくなります。
血糖値が高い状態が続くと、血管が詰まりやすくなり、動脈硬化など血管系の病気を引き起こす原因になります。
食物繊維は、食後の血糖値の上昇を緩やかにすることが知られています。
しかし実際のところ、食物繊維が血糖値に本当に影響があるのか目で見ることはできません。
ましてや、血糖値を普段から計測している人は少ないはずです。
昼食は野菜中心のことが多いのですが、食前では64mg/dlだった血糖値が、食後60分経過すると70mg/dlに上昇しました。
チョコレートをひとかけら食べた時は、10mg/dl上昇しました。
食物繊維が豊富な野菜を摂ると、血糖値が上昇しにくいことが目に見えて分かります。
野菜を毎日たくさん食べることができれば、血糖値の上昇を抑えることができます。
食後血糖値が急激に上がる要因は、食材によってはもちろん、人によっても違います。
高GI食品と低GI食品を把握し、自分はどんな食材を摂ると血糖値が上がりやすくなるのかを知ることが大切です。
しかし、血糖測定器が手元にない人も多いと思いますので、食事を摂取する時はベジファーストを心掛け、食物繊維を上手に取り入れると、食後血糖値の上昇を緩やかにすることができます。